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  • 最期の迎え方👼

    2023.03.20 | お知らせ

    こんばんは⭐️

    日中はずいぶん暖かくなり、春を感じる季節になりましたね。

    病院では、受付や処置室に飼い主様から頂いたお花を飾って賑やかになっています🌸

     

     

    今日は私たちがわんちゃんやねこちゃんの診察に携わるにあたって、1番大切にしている「最期の迎え方」について書いてみました⭐️

    仔犬ちゃんや仔猫ちゃんは元気でやんちゃで、キラキラしていて可愛いですよね💕

    一緒に過ごし始める頃はこれからの楽しい生活にワクワクして、いつか訪れる最期の時のことは考えもしないと思います。

     

    近年では、わんちゃんやねこちゃんの寿命は15歳〜20歳くらいと、ずいぶん長くなっています。

    長い間一緒に過ごして、ご家族が楽しい時や、悲しい時、ご結婚や出産など色々な場面を側で見てきた老犬、老猫ちゃんは、仔犬ちゃん仔猫ちゃんとは違った可愛さが出てきます💓

     

    当院は今年の7月で、開院2周年になりますが、この2年間でおよそ52匹のわんちゃんやねこちゃんをお見送りしてきました。9歳のたらちゃんと22歳のネネちゃんは、それぞれ私たちスタッフの家族でした😽

     

    飼い主様によって、

    『最期まで治療を頑張って1分でも長く生きてほしい!』

    『最期は自宅でゆっくりと過ごさせてあげたい。』

    『あまり頑張らせるのはかわいそう。』

    と色々な考え方があります。

     

    どの意見も大切なわんちゃんやねこちゃんを思っての、決断だと思います。

    私たちは飼い主様の考えや、わんちゃんやねこちゃんの性格に寄り添って、どのような治療をしていくか、無理のない治療は何かを検討して行くように心がけています。

     

    老犬ちゃん、老猫ちゃんの介護はとっても大変です。

    ご飯を食べれなくなれば、毎日数時間おきにスポイトやシリンジでご飯を食べさせたり、水分が取れなくなれば、こまめに点滴をしてあげたり、排泄ができなければ手助けしてあげたり、寝たきりになれば定期的に体位を変えてあげたり。。。

    わんちゃんでは夜鳴きをするようになって、飼い主様が眠れなくなってしまうということもありますね。

    介護に疲れてしまう飼い主様もたくさん見てきました。

     

    長い間、たくさんの癒しや元気をくれた大切な家族ですので、介護に疲れてお世話ができなくなるという状況は避けたいですし、力になれることは力になりたいと思っております。

    困った時はいつでもご相談ください☺️

     

    病気や高齢で最期の時を意識しなければならなくなった時、どんな最期にしてあげたいかを考えてみてください。

    穏やかで、痛くない、苦しくない、そんな眠りにつけるように全力でサポートさせていただきます⭐️

     

     

    さて、これから春になり混み合ってくると思います。

    予防などのご予約は早めにお取りくださいね。

     

    それでは、よい祝日を〜👋